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障がいは個性?

たまには、福祉職らしいことを書こうかと思います。

いろんな人が、その人らしく生きられる社会、

スローライフには、絶対必要だと思うので。

聴覚障害者の息子さんをもつ、

SPEEDの今井絵理子さんが

昨年、「障害は個性」と、その思いをのせて、

息子さんの障がいを公表したそうです。

「障がいは個性か?」

この議論、ずいぶん前から真っ二つに割れていますが、

私自身は、肯定派です。

障がいは個性だ。

→だから、引けを感じることも、下に見ることも

必要ないし、あってはならない。

と考えます。

否定派の主張にも一理あります。

障がいの現状と「個性」という

ニュアンスにはミスマッチがあります。

しかし、お互いどうも議論がすれ違っている気がします。

(や恐らく多くの肯定派の当事者)は、

障がい者の人間としての価値・本質、

について語る時に、こう言います。

それに対して、否定派の多くは、

現状認識や具体的な支援の場面について

語る時に、これを言います。

私も、現状を甘いものと

認識しているつもりはないので、

この点で、否定派の言わんとするところ、

重々承知しているつもりです。

同時に、肯定することは、

「支援を減らそう」と言う人に

利用されてしまうおそれがあることも。

折衷案ではないですが、私はこう整理したいです。

「障がいは個性だ。

が、現状は個性と言い切れない。

これは、おかしいじゃないか(個性のはずなのに)

だから、やはり手厚い支援によって、

これを「個性」と呼べる施策が必要だ」

障がいであれ何であれ、

いろんな個性、いろんな事情の人がみな、

安心して、かつ自信をもって

生きられる社会であってほしいですね。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

YUが小さい頃、同じクラスにじっとしていられないお子さんがいました。お母さんが一緒に授業に来ていたり、サブの先生が付いたり。授業中、見ていないと、ふらっとどこかへ行ってしまう。そんな○君を、クラスの子たちはみんなで「○君、ダメだよ。戻っておいでよ」といって、手を取って教室に連れ戻してきてくれたモノです。自然に、一緒にいられるというのは、やっぱり小さい頃からの「当たり前」という感覚なのかもしれませんね。
その子は3年生の時に特殊学級に転向してしまいました。
なかなかずっと普通教室にいるのも大変なのかもしれませんね

投稿: ゆうまま | 2009年2月24日 (火) 20時19分

本当にそうですね・・・
個性として通用する社会・環境を作っていかなくては!!ですね。子を持つ親としては考えさせられます・・・
これからの子供達にはそういう考え方が当然!となるよう育てて行くのも私達が出来ることかもしれませんね!

投稿: ぴぐもん | 2009年2月25日 (水) 04時38分

はじめまして!!
コメント本当にありがとうございます~!!
これからも、簡単料理ばかりですが、よかったら遊びにきてくださいね。

↑のお話。
全く同感です!
個性として受け入れられるのが理想ですが、なかなかそうはいかないのかもしれません。
親として、きちんと子ども達に伝えなければ・・・と思います。

投稿: かめ代 | 2009年2月26日 (木) 11時09分

ゆうままさん おじゃりやれ

保育の世界でいう「インクルージョン」ですね。
確かに、口で言うのはたやすいし美しいけど、
指導側(教師等)にとっても、本人にとっても、
なかなか難しいところもあると思います。

互いに、相手と関わりつつ育つこと、
とても大切ですけどね。
今、すぐにバラ色の世の中、って訳にはいきません。
が、みんなが少しずつ「汗」を流して
少しでも生きやすい育ちやすい社会にしたいものです。

ゆうままさんのブログの守備範囲と
リンクするものがありますね。

投稿: すとれちあ。 | 2009年2月26日 (木) 11時33分

ぴぐもんさん おじゃりやれ

個性として通用するには、
福祉や街づくりの充実も大切ですが、
私たちの心構えが何より!ですよね。
それには、私たち、子をもつ親ができること、
たくさんある気がします。

ご存知かもしれませんが、
横浜には、至るところに「障害者地域活動ホーム」があり、
そこには健常児も遊べる
「おもちゃ文庫」なる部屋があります。
私も、子もんすてら。をよく連れていきます。
親としては、単なる「あそび場」として活用しているだけですが、
障がいの方が一般社会に出る、というより
健常児が障がいの方の中に入る機会、という意味で
ちょっといい経験させられる場だと思います。

投稿: すとれちあ。 | 2009年2月26日 (木) 11時41分

おじゃりやれ コメントありがとうございます。
私を含め、人にも社会にも、障がいを「個性」として
受け止めるだけの度量がまだ育っていない、のは事実でしょうね。
大きなものや規則を改めるのは、プロや行政に任せるにして、
私たちが真っ先にできるのは「人にあたたかく」だと思います。
老若男女・障がいの有無問わず。

話飛びますが、
「人にあたたかく」の原動力の一つは
「食べる」ことでもあると思います。
かめ代さんのように、素敵なお食事を作れたら、
世の中の人、もっとあたたかくなる気がしますね^-^

投稿: すとれちあ。 | 2009年2月26日 (木) 11時47分

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