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ソクラテスを育てたい

高校の頃、倫理や世界史の授業で、

ソクラテスの「無知の知」を知り、

目からウロコが落ちた人は多いと思います。

「そっか、知らないってことを知るの、大事だよね」

って。

私もその一人。

謙虚さの大切さを教わった気がしました。

ですが、最近思うのは、

ソクラテスが大事にしたかったのは

「自分が知らないってことを知る」のでは

ないんじゃないかな、ってこと。

「自分…を知る」って言うと、

孫子の「敵を知り、己を知れば…」を思い出しますが、

ここでは「自分を知ること」を大事にしてます。

が、ソクラテスの訴えたかったのは、そこじゃなく、

「自分は、知らない。だから、

知ろうと努力しようじゃないか」ってことじゃないかな。

「知らない自分を知る」ことが大切なら、

私なら「私はばかです」で終わらせちゃいそう。。。

そうじゃなくても、

「出る杭は打たれる。事なかれ主義だー」って

ことになっちゃいません?

ソクラテスが、それを望んでたとは思えないし、

実際、彼はいろんな人に、

手当たり次第に質問をしまくります。

メーワクなくらいに。

あの時代、「私は賢いんだ!」って

威張ってる人が多かったから、

そんな人よりは「自分は知らない」って

謙虚な人の方がマシかもしれません。

ですが、謙虚さはゴールではなく、スタート。

そこから出発して、知ろうとする前向きな気持ち、

じゃないか、って思います。

何かの本で、

子どもに一番持たせたいものは何か?と問われたら

私は知的好奇心だ、と答える、と書いてありました。

私も、子もんすてら。には

おなかいっぱいの知的好奇心を持たせたい。

何でも「なんで?」って尋ねる年頃は、

どの子もみんなプチソクラテス。

その気持ちを摘み取らないようにしたいですね。

そして、自分も、その気持ちを忘れたくないものです。

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コメント

んーー!!私は、すとれちあ。さんの文章に目からウロコですよ
ほんとにそうだなーって。

プチソクラテスには笑っちゃいましたが、そうですね。
質問されると、答え以外の「これをふまえて・・・」という部分まで説明してしまったりすることもあれば、自分が忙しくしてると、
「そう決まってるのよ」なんて適当に答えちゃったりして、後で反省している自分もいたりしますが

いつも、そういう気持ちを忘れずに過ごしたいし、
そういう子供に育ってくれるといいな。

投稿: ゆめ | 2009年3月 6日 (金) 08時42分

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