« たなばた | トップページ | 帆の下のアクシデントレポート »

虫の命を無視するな

タイトルからして、

どーしよーもないオヤジギャグっぽいですね

スローライフを志す私、

育児しながら保育園で働く私、

これらは自分の中で、密接に繋がっています。

そして、子どもが好きなこと、

これが、この両者に共通する、

私の一番の強みだとも思います

(ウラを返せば、それくらいしかウリがない…)

が、一方で、両者に共通する弱みも、

しっかり頑固に根強く、あります。

大好きな夏になると、思い知らされるそれは…、

「虫が苦手」

こればかりは、ダメです。

ゴキちゃんはもちろん、飛ぶのも歩くのも、

みーんな、ダメ。

カブトムシだって、なるべくなら見たくもない。

考えただけで、貧血起こしそうになります。

そんな私が言えた義理ではありませんが、

昨今の「虫」に対する世間の扱いが、

どうにも頷けません。

何とかキングとか、かんとかバトルとか、

カードやロボットじゃないんだから、

って思いません

生きてるんですよ、虫。

私たちに必要な生態系

その重要な一役を担っているはずなのに。

何だか、子ども(一部の大人)の玩具にされている、

そんな気がしませんか?

エコだ何だって言っても、

命を大切にできなかったら、

絵に描いた餅だと思います。

命を大切にする、ではなく、命を弄ぶ、

そんな「遊び」から、子らは何を学ぶでしょう?

なんて、虫嫌いの私が言うのは、

あまりに虫のいい話でしょうか。

|

« たなばた | トップページ | 帆の下のアクシデントレポート »

スローライフに必要なもの」カテゴリの記事

エコ・環境」カテゴリの記事

コメント

おっしゃるとおり!!ムシはおもちゃじゃありません~
ホームセンターに売っているカブトムシ。おもちゃ売り場にハムスターが売られていることもありました。
命を粗末にするな~といいたいです!!
ワタシは虫をこよなく愛する方ですね。(ゴキは嫌い)
観察するの大好きです。買わなくたって面白い虫はソコにココにたくさんいるのに、みんな気付かないんだよなあ。。。
あ、そのうちブログに出すつもりですが、青少年白書によれば、蝶などの虫を採ったことのない子どもも増えているんだって。だkら、今時の虫は採るモノではなく買うモノなんでしょうかね。

投稿: ゆうまま | 2009年7月 9日 (木) 23時04分

そうですね・・・
虫達が売り物(ひどい場合はオモチャ的な感じで)に
なっていたりって
ちょっと。歪んできてますよね。

もちろん小さな命も大事ですが
昔は自分の手で取って
(私もカブトムシやクワガタ取りに行きました)
時には残酷な遊びをしたかもしれませんが
育てたりして、最後にはそれらの死を経験したりして、
命。をリアルに感じて色々学んでいたと思うんですよねーーーー
今って怖いですけど
虫とかだけじゃなくて・・・人の命もゲーム的な感覚に
なっている(もちろんほんのごく一部でしょうが)ような
気がして・・・
自分の子供達にこれからどうやってそういうものと
上手く関わって行かせるか・・・悩むところです

投稿: ぴぐもん | 2009年7月10日 (金) 00時49分

ちょっと、おひさしぶり。

僕は虫はそれほど苦手ではありませんが「ミ」から始まるやつだけが大の苦手です。で、もちろんガーデニングなんてできません。
見ただけで悲鳴をあげ、家の中に逃げ込みます。悲鳴を聞いた近所の人は何事かと思ったでしょう。結果、庭は草畑状態(町内でもうちだけ)。

ネットで虫で始まる表現を調べてみました。

虫の息。虫の知らせ。虫も殺さない(顔)。虫唾が走る。虫の居所が悪い。虫の知らせ。虫がいい(笑)。虫がつく(女の子に)。等々。なんか虫を矮小的、否定的に捉えた感じがします。

うちの向かいの女の子はいつもアリを踏みつぶして遊んでました。母親も注意しているようでしたが。でも今は真面目?な女子大生のようです。

子供は残酷な面がありますね。そういうことを通して命の尊さを学ぶっていう話もよく聞きますが虫にすれば聴き捨てならないことだと思います。
それに天の邪鬼の僕にも、どうも素直には受け取れません。

なにかまとまりのない文になってしまいました。

投稿: | 2009年7月10日 (金) 21時03分

すみません。名前、書くの忘れてしまいました。

投稿: バカ猫 | 2009年7月10日 (金) 21時06分

すとれちあ。さん
ほんとうにそうですよね。
実は、私も虫がとっても苦手です・・・。
でも、子供にとって、小さい頃に接しておくべき相手だとも
思いますが。。。おもちゃではないですよね~。

おもちゃ売り場に売ってるのもおかしいですよね。

飼うので、ペットに近いのかもしれませんが
せっかくなら、自然の中で、虫取り網で捕まえて
大切に育ててほしいですね~。
私は苦手ですが・・・(^_^;)

投稿: ゆめ | 2009年7月10日 (金) 23時52分

ゆうままさん おじゃりやれ

虫を愛せるなんて
私もかくありたいです。

おもちゃ売り場にハムスター
私は見たことありませんが、
やっぱり、哺乳動物だと衝撃も虫以上です。

虫捕りをしたことない子、私もそれに近いかも・・・。
なのでえらそうなことは本当に言えませんが、
子どもが日ごろの遊びの中で、一番自然に親しむ機会なのに、
それが「売買」にシフトしていってしまうのは残念です。

投稿: すとれちあ。 | 2009年7月12日 (日) 10時01分

ぴぐもんさん おじゃりやれ

世間では「エコ」が大きな価値を占めるようになってきて
それはそれで頼もしくもあるのですが、一方で、この点では
エコにすっごい逆行することですね。
エコも売り文句に過ぎない気もするし、
世間を斜めに見るわけではありませんが、
結局、エコも虫も、売るため金のためって気がします。

育児に絡めて考えると、虫って(虫にとってはいい迷惑でも)
自然とかかわるいい糸口なんですよね。
公私共に、それを痛感しています(冷や汗かきながら・・・)。

投稿: すとれちあ。 | 2009年7月12日 (日) 14時48分

バカ猫さん おじゃりやれ

虫を低く見る、そうですねぇ・・・。
虫ケラ、なんて言いますよね。
犬猫とかも矮小化する表現多いけど、
その分愛情こもった表現も多いのに、虫にはそのフォローがない・・・。
子が虫に対して残酷、確かに虫にとっては、
肯定できる話ではありませんね。
私は、人間が食材として「肉としての命」を殺め食べるように、
成長過程の人間が「教材としての命」を殺め学ぶ、
と考えています。
それでも、虫には納得できるものではないのでしょうが、
それは「肉として殺められる命」もまた同じでしょうから、
私は、生きることそのものが残酷、
残酷さを肯定しないと生きられない、と考えます。

投稿: すとれちあ。 | 2009年7月12日 (日) 14時53分

ゆめさん おじゃりやれ

ゆめさんが虫を苦手なのは、とっても自然と言うか、分かります。
私みたいな野蛮人が「虫、嫌い」って言うと、「ウソでしょ~?」って言われるけど、
ゆめさんみたいに女性らしい方なら、誰も文句言いません。
女性らしい女性が虫を愛でるのも、ナウシカみたいで素敵ですけどね

頭では、子どもには虫取り網で走り回って捕らえてほしい、
なんて思いつつも、自分は苦手。
どうしても、口調に力が入らないもどかしさがありますよね。

投稿: すとれちあ。 | 2009年7月12日 (日) 14時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 虫の命を無視するな:

« たなばた | トップページ | 帆の下のアクシデントレポート »