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同調圧力

先日書いた「精神論」の中で、

精神論が嫌われるのは、約70年前の戦争の時、

「愛国心」「大和魂」などと、

それを強いられた記憶ではないか、しかし、

本来の精神論はそれとは全く異質、と書きました。

いわば、「精神論」は、同姓同名の他人の罪、

戦犯の濡れ衣を着せられたようなものだと思います。

しかし、「精神論」とは違うところで、

過去の戦犯が、名を変えて今ものうのうとしている、

そんな気がしてなりません。それは、「同調圧力」。

読みかじり、聞きかじりの知識に過ぎませんが、

当時、戦争を推進していたのは国や軍部だけでなく、

国民も少なからずそれに応じていた、ということです。

いや、当時の「精神論」だって、同調圧力があったから、

あれだけ幅を利かせたんだろうし。

当時の情勢・体制からして、戦争は避け得なかった

としても(これは、私にはもはやわかりません)

国民がもう少し冷静だったら、

悲劇はいくばくか小さかったのではないか、と思います。

つまり、国民は被害者でありながら、加害者・・・

(ちょっと乱暴かもしれませんが、私の見解です)

そして今、KYという言葉が流行するほど、

「空気」って存在が大きく意識されています。

ところが、この「空気」、空気ですからね、

普段はそんなに意識しないんです。

KY、「空気が読めない」って言葉のとおり、

その「空気」と人の折り合いが悪いと、意識されます。

人は助け合って生きる存在ですから、

「共感」ってものがないとなかなかうまくいきません。

だから、「空気」ってとても大切なもの、だと思います。

日本人は「言葉がなくても」を重んじるから

なおさらだけど、

「空気」がない社会は、世界中どこにもないでしょうね。

しかし、「空気」と人間、どっちが大切でしょうか。

人が生きるための「空気」ですからね。

神輿みたいに

「空気」を支えるために、人がいる訳じゃない。

だから、「空気」が人を押しつぶしちゃいけません。

人は、「空気」に押し流しちゃ、いけません。

「空気」はあってもいいけど、万能ではありません。

色んな人がいて、色んな事をしたり、考えたりして、

そして、人も社会も、いい方向に向かうんだと思います。

人と人との関わり、

もう少しゆったりと楽しみたいものですね。

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コメント

こんばんは
先日、トム・クルーズ主演の映画「ワルキューレ」をDVDでみました。ナチス政権の下、ヒトラー暗殺をくわだて、失敗したはなしです。
当時のドイツ、あのナチス政権は民主主義のなかからうまれたんですよね。。。国民が望んだ政権がマチガッタ方向にすすんでいく。それをとめることができない。国民も一緒に熱狂的にまちがった方向にすすんでいく。。。。
そんな日本にならないことを願っています。

投稿: ゆうまま | 2009年9月22日 (火) 00時28分

ゆうままさん おじゃりやれ

そうですよね…。
ヒトラーがやったことについて、非難する人は多いけど、
民主主義のプロセスとしては、彼は「基本的には正しい」方法で
選ばれたのは事実、なんですよね。
俗説めいているけど、ソクラテスが殺された理由の一つに、
彼が「(民主主義のアテネにおいて)愚衆を嫌った」と言うのがあるそうです。
いわば、変人なんですね。
だから、為政者からは煙たがられ、人々もそれを支持した…。
彼は偉人だと思いますが、彼のような犠牲者が出ないことを…。

投稿: すとれちあ。 | 2009年9月25日 (金) 13時34分

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