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倫理=損得勘定

私は、先人の教えって大切だと思います。

それは多くの場合、「倫理」とか「道徳」

ってカテゴリーに入りますね。

そう、倫理や道徳が好きです

(実践できているかは、全くの別問題…)

これを好きな人、嫌いな人、いると思います。

どちらが正解、というものではありませんね。

でも、好むと好まざるとに関わらず、

倫理的行動を損、自己犠牲的なもの

と考えている人がほとんどではないでしょうか。

私はこう考えます。

先人が、ことわざ等の形で、

私たちに倫理的な教えを残した経験は

どんな時になされたのでしょうか?

恐らく、「~しといてよかったじゃん」

「~しなけりゃよかったよー」って時、

誰かが口にしたのだと思います。

そう、そこにあるのは、間違いなく損得勘定。

例えば、「情けは人のためならず」

「突き放すのが相手のため」って意味じゃないですよ。

「人にかけた情けは、自分に戻ってくる」って意味。

これだって、(どんな形でかは知りませんが)

実際に、嬉しいことをしてもらえたんでしょうね。

得した経験があったから、教えとして残ったと思います。

ただ、先人の教えがこうして意味をなすのは

1つ条件があります。

それは、短期的損得と長期的損得が背反する時。

言い換えれば、短期的損得に流れるより、

長期的損得を取った方が得が大きい時にだけです。

例えば、お腹が空いた時に家族が作ってくれた食事、

これを食べちゃいけない、なんて教えはありません。

短期的得は「食べたい」ですが、長期的な得も同じですから。

教えが教えとして存在する必要性がありませんよね。

放っておいても、誰もが「得な行動」をします。

一方、「良薬口に苦し」のように、

短期的には「服みたくない」でも、

長期的には「服んだ方が得」な状況下で、

教えは意味をなします。

教えを残してくれた先人の経験が

損得勘定に基づくものだとすると、

それを「損」としか見られない現在の私たち、

それって即ち、先人の教えに背反するような

短期的な見方に偏っている、って言えませんか?

お金や物質的な得だけが得ではない、

例えばゆとりとか、もっと精神的なものとか、

そんな得もある、いやそれこそが本当の得、

って思いますが、いかがでしょうか?

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スローライフに必要なもの」カテゴリの記事

コメント

すとれちあ。さん
そうですね~。短期的見方に偏ってます~。
少し考えたら頭でわかりそうだけど
毎日、慌しく生活していると、なかなか余裕がありませんね
もっと精神的にゆとりをもって生活できたら、考えられるかも~
なんて思っていたら、いつまで経っても変わらないんでしょうね(^_^;)
本当の得は、目に見えないところにあると思います。
星の王子様みたい

投稿: ゆめ | 2009年9月 2日 (水) 23時54分

ゆめさん おじゃりやれ

星の王子様、ですか。
さすが、もってくる表現が素敵ですね。
私は、「青い鳥」をよく頭に置きます。
本当の幸せ(求めるもの)は、手近にあったんだ、って。
仮託する表現は違えど、伝えてくれる「教え」は
似ているかもしれませんね。

人間は、本当は自分の幸せになる道を
見抜く感性をもっている、と思います。
肩の力を抜いていると、その感性が研ぎ澄まされる。
でも、私たちの周りには、テレビとか、ネットとか、
華美な宣伝広告とか、
その感性を邪魔しちゃう雑音のようなものが
あまりにも多い、なんて気がします。

投稿: すとれちあ。 | 2009年9月 3日 (木) 11時19分

ワタシもいろんな意味で短期的見方だなあ。。。
今をどうよくするか~。。。みたいな
人には「10年先を考えましょう」なんて偉そうなことをいっているわけですが。
ず~っと走り続けてきて、お休みをとることをわすれちゃっているのかもしれませんね。

投稿: ゆうまま | 2009年9月 3日 (木) 21時43分

10年先かぁ、絶対見通せない…。
でも、(私の拙い考えに過ぎませんが)
仕事とかでよく「10年先を見通せ」って言うけど、
多くの場合、ここで求められているのは、
長期的な視点ではなく、「拡大した短期的視点」
でしかないと思います。
本当の10年後なんて、誰も予想できない。
できないってことを見据えた上で、
それでも、10年後も100年後も、
ずっと変わらないだろうってこと、
たくさんあると思うんですが、
それを大切にするのが、本当の長期的な見方と思います。
例えばそれは、人には優しくした方がいい、とか
早寝早起きして野菜をたくさん摂ろう、とか。
実は私たちが、分かりきっていることばかりだと思います。

↑ちょっと、ゆうままさんのコメントとずれてしまったかも、
すみません…。

投稿: すとれちあ。 | 2009年9月 4日 (金) 11時00分

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