« 大切なのは「答え」ではなく「問い」 | トップページ | 教材としての「鉄道」 »

私の好きな「赤い電車」

電車の話です。

私の地元を走る京浜急行で50年間走った電車が、

昨日で引退したそうです。

私は、何となく、「いちばん京急らしい京急の電車」

って感じて好きだったので、残念。

とは言え、私も知ったのは昨日の新聞ですが

50年間走ったって、すごいですよね。

比べて、今の電車って寿命が短い気がします。特に新幹線。

私みたいな素人から見ると、「最新車両じゃないの?」

って電車が、引退しちゃったり。

消費電力が少ないとか言うけど、本当にエコなのかな…?

少なくとも、子どもに与える影響は、期待できません

話が脱線してしまいましたね。

先日、京急ファミリー鉄道フェスタに行ってきましたが、

今から思うと、何か虫の知らせがあったのでしょうか。

毎年やっていましたが、全く行く気なかったので。

この電車、できた当初は、すごく注目されたみたい。

速く走っても静かで揺れないとか、赤い外観がきれいとか。

でもそれは、デビューした昭和30年代の話。

私が乗るようになった平成の時代には、

新しい電車がいっぱいあって、

この電車が一番乗り心地悪かったなぁ。

京浜急行の電車って、すごく速くて、

横を走るJRの特急とか、追い越しちゃうんですけど、

やっぱりこの電車がスピード出すとすごく揺れるし、

他の電車に比べて、旧1000型が来ると

何だか損した気がしたものでした。

それでもやっぱり、一番「京急らしい」外観、

両開きではなく片開きの古めかしい扉、無骨な車内、

不思議なあったかさを感じる電車でした。

子どもの頃、京急と言えば海水浴の電車でしたが、

潮風をまとって走る、私の思い出の中ではそんな電車。

そんな、良くも悪くも思い出の詰まった電車が

今日からもう、見れないと思うと寂しい気がします。

また、昭和の火がひとつ、消えてしまいましたが、

どこか地方や海外の鉄道で第二の人生が待ってるのかな。

Cimg2869

|

« 大切なのは「答え」ではなく「問い」 | トップページ | 教材としての「鉄道」 »

育児」カテゴリの記事

コメント

電車のことはよくわからないけれど、50年も同じ電車が走っていたなんてすごいです~
ワタシより年上の電車なんですね
ひゃ=。生まれる前から走っていたなんて、すごい!!
お疲れ様って言ってあげたいです

投稿: ゆうまま | 2010年7月 1日 (木) 20時12分

ゆうままさん おじゃりやれ

私の知る限り、箱根登山鉄道の電車は60年近く走ってますよ、
世界一の急な坂を登る電車なのに…。
今の技術はすごいのかもしれませんが、
5~60年間の使用には耐えないでしょうね。
電車って、子どもが大好きな存在だから、
「教材」としての価値をもっと見つめてほしいのですが、
果たして今の寿命の短い電車がそれに相応しいか、疑問です

投稿: すとれちあ。 | 2010年7月 2日 (金) 11時31分

ああ・・・この電車・・・って思いました。
50年か~。すごいですね。
でも、今まで、電車が何年の寿命かなんて考えたことが
ありませんでした。
今は、もっと寿命が短いのですか~。
確かに、新幹線とか、どんどん新型が出ていると言うことは
その分、古いのは処分されているということなのかな。
うーん。。。
クリーンで便利で近代的な電車もいいけれど、
現代の子供たちにも、温かみのようなものを感じられる雰囲気を
感じてほしいですよね。

投稿: ゆめ | 2010年7月 2日 (金) 22時20分

ゆめさん おじゃりやれ

次の記事では、もうちょっと硬い観点から、
子どもに与える「鉄道」の意義について考えてみました。
おっしゃる温かみとか愛着とかって技術やお金じゃ買えないし、
そここそ育児・教育で伝えなきゃいけないことだと思うんです。
お金や技術の価値って、社会人になってからでも
「学びたくなくても学ばなきゃいけない」んですから。
としたら、こういう電車がなくなっちゃうのは、とても残念ですけどね。

投稿: すとれちあ。 | 2010年7月 7日 (水) 14時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の好きな「赤い電車」:

« 大切なのは「答え」ではなく「問い」 | トップページ | 教材としての「鉄道」 »